01 / MEANING
パナの意味
パナ(PANNA)とは、相手の両足の間にボールを通して抜く「股抜き」のことです。英語圏では nutmeg(ナツメグ)と呼ばれ、オランダのストリートで使われていた PANNA という呼び方が、ストリートサッカーとともに世界に広まりました。
11人制のサッカーでも股抜きは見られますが、ストリートサッカーでは重みがまったく違います。1対1の大会では、PANNA を決めた時点で点差に関係なく勝ちになるルールが一般的で、PANNA は「技」であると同時に「勝負を決める一撃」です。チーム名 PANNALYZE も、PANNA と ANALYZE(分析する)を掛け合わせた造語です。
02 / ORIGIN
語源は南米スリナムの言葉
PANNA は、南米スリナムで話されるスラナン・トンゴ語で「門」を意味する言葉が、オランダ語の俗語として「股抜き」の意味で使われるようになったものとされています。ケージの中で1対1を戦う大会「Panna Knock Out」も、オランダで生まれました。
英語の nutmeg の語源には諸説あり、19世紀の香辛料ナツメグの取引で、木で作った偽物をつかまされた人を「nutmegged(だまされた)」と呼んだことから来たという説などが知られています。
03 / RULES
大会で PANNA と認められる条件
1対1の大会では、PANNA に細かい条件があります。世界大会を開く Panna Knock Out の公式ルールでは、主に次のように決められています。
- 即勝利
- ボールが相手の股を通った時点で、時間や点差に関係なく勝ち。決めた後にボールを取りに行く必要はない
- 狙って通す
- ボールを保持した状態で、意図して通したものだけが PANNA。意図があったかどうかは審判が判断する
- シュートは対象外
- ゴールへのシュートが股を通っても PANNA にはならない
- 壁に当てたら無効
- コートの壁(ボード)に当たってから股を通ったボールは PANNA にならない
※ 日本の1on1大会でも「股抜きをしたら即勝利」は共通ですが、判定の細部は大会ごとに異なります。参加前に各大会の要項を確認してください。
04 / HOW TO
パナを決めるための基本
PANNA は、相手の足が開いた瞬間にしか通りません。通す技術そのものよりも、相手に足を開かせる準備が大事です。
- 重心を揺らす
- フェイントで左右に揺さぶると、相手は止めようと足を出す。その一歩で股が開く
- ボールを見せる
- ボールを相手の足元に近づけると、奪おうと足を伸ばしてくる。伸ばした足と軸足の間がねらい目
- 通したら前へ
- 3v3 やふだんのサッカーでは、PANNA で試合は終わらない。通した後に回り込んでボールを拾うところまでがセット
05 / FAQ
よくある質問
Q.サッカーの「パナ」とはどういう意味ですか?
A.相手の両足の間にボールを通して抜く「股抜き」のことです。PANNA と書き、ストリートサッカーでは最も価値の高い技とされています。
Q.パナと股抜き、ナツメグは同じですか?
A.同じプレーを指します。日本語では股抜き、英語圏では nutmeg(ナツメグ)、オランダ発祥のストリートサッカーでは PANNA(パナ)と呼ばれます。
Q.パナを決めると何点になりますか?
A.1対1の大会の多くでは、点数ではなくその場で勝ちになります(PANNA KNOCKOUT ルール)。それ以外の形式での扱いは、大会の要項で確認してください。
Q.シュートが股を抜けたらパナになりますか?
A.Panna Knock Out の公式ルールでは、ゴールへのシュートは PANNA になりません。ボールを持った状態で、狙って相手の股を通したものだけが認められます。